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港北区 社会

公開日:2025.07.03

三和交通
斬新で安心な移動体験を
社員アイデアが原動力に

  • 「忍者タクシー」のイメージ=同社提供

 鳥山町に本社を置き、タクシー事業を展開している三和交通株式会社(吉川永一代表取締役社長)は、顧客に安全・安心なサービスを提供しつつ、タクシーの枠を超えた様々な企画や取り組みを行っている。

 同社では、社員からのアイデアを積極的に取り入れており、毎月1回開催される社内会議でサービス案が多数提出されているという。「若手社員や現場のドライバーの意見が、新たなサービス開発に繋がっていて、元警察官ドライバー発案で『3億円事件ツアー』を実施したこともあります」と広報担当の水品巧さん。他にも、社会問題への取り組みも行っており「陣痛119番」や「ペットタクシー」、「キッズタクシー」なども提供している。

 顧客の快適な移動を大前提におく同社だが、タクシー会社の枠を超えた面白いアイデアを追求していく方針も変わらないという。「地域社会に貢献し、利用者に笑顔を届けることを目指しています」と水品さん。社内では、「忍者でタクシー」や「黒子のタクシー」といった個性的なコンセプトを担うサービスも展開しており、元俳優や得意分野を持つドライバーが活躍している。これらのユニークなサービスに魅力を感じて入社するドライバーもいるという。

倍率60倍超え

 毎年実施する「心霊スポット巡礼ツアー」は、同社の人気企画の一つ。今年で11年目を迎え、過去には応募倍率が62倍に達したこともあるという。同ツアーは横浜、東京、府中、多摩、ふじみ野(埼玉)の5エリアで展開され、心霊スポットをタクシーで巡る内容。各エリア10組限定のツアーで、7月11日(金)正午まで抽選の申し込みを受け付けている。

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