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港北区 教育

公開日:2025.07.24

小机小6年
見て触って小机城学習
街の魅力を探求

  • プロジェクションマッピングで小机城の地形を見る児童ら

  • 測量体験する児童ら

 小机小学校(遠藤淳子校長)6年は小机城に関する学びを深めている。

 4月に街の魅力について議論。「城がある」「祭りがある」などが挙がり、小机城の学習が始まった。祭りの一つ、小机城址まつりの発端や課題等について同実行委に聞き取り調査、城址公園での空堀や土塁等の見学、横浜市歴史博物館の学芸員から武士の生活を学ぶなど、さまざまな視点で掘り下げている。秋からは歴博の一部で、児童が作成した土器の解説文を用いたミニ展示などが行われる予定。

 城の魅力が伝わる解説文を書くための情報収集、発掘調査を行う人の思いを知ってキャリアへの興味・意識を高める機会とするために7月16日、市教育委員会生涯学習文化財課や発掘調査を行った(株)パスコ、横浜市ふるさと歴史財団の担当者を招いて学習を展開。詳細な地図の作成に使用される測量機器の体験、地形がわかるプロジェクションマッピングで小机城を俯瞰、土器を触る体験などが行われた。土器を手にした児童は、「500年前の土器だと聞いた。ざらざらしていて年季を感じた」と話した。

 (株)パスコの山森碧さんは、「測量でどのように繁栄できたか、埋蔵文化がある自分のエリアがどうなっているか探求する機会になれば」とした。

 児童らの解説文や作品は、11月22日(土)から歴博、12月の「お城EXPO」で展示予定。

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