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港北区 社会

公開日:2025.07.24

いきいきと輝き続ける
「プラチナナース」の活躍支援
豊富な経験を現場に生かす

  • 参加を呼びかけるチラシの一部

 横浜市は、医療需要が増加する一方で生産年齢人口が減少する中、看護人材の確保に力を入れている。この状況を受け、熟練した看護技術と豊かな経験を持つ「プラチナナース」がいきいきと働き続けられるよう、支援研修を実施する。

 「プラチナナース」とは、定年退職前後の現役看護職員で、これまでの経験を生かし輝き続けている人材を指す。市が実施する「プラチナナース就業継続支援研修」は、希望する人のキャリア形成を支援し、これまでの豊富な経験を生かした働き方を考える機会となる。

 研修では、キャリア形成に関する講義に加え、実際に働く先輩プラチナナースの経験談や多様な職場紹介も行われるため、今後の働き方を具体的にイメージできる。

 研修は9月8日(月)午後2時から4時まで、神奈川県総合医療会館(中区富士見町3の1)で開催。概ね50歳以上で市内医療機関への就業を希望する看護職員が対象で、定員60人(先着順)、参加費無料。定員に達し次第終了となる。

 市の担当者は、「看護の現場では、プラチナ世代の皆さまの知識と技術が必要とされています。この研修では、これまでの経験を生かしながら、無理なく、いきいきと働き続けるためのヒントをご紹介しますので、ぜひご参加ください」と、長年のキャリアを持つ看護師の参加を呼びかける。

 また、復職後2年以内の看護職員向けには、最新の知識・技術の再確認や意見交換を行うフォローアップ研修も全3回で実施される。

 両研修の申し込みはウェブサイトからで、詳細は神奈川県看護協会のウェブページ(「神奈川県看護協会 プラチナナース」で検索)で確認できる。研修に関する問合せは神奈川県ナースセンター【電話】045・263・2101(平日)へ。

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