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港北区 社会

公開日:2025.08.18

警察官目指す若者に
港北署でオープンカンパニー

 港北警察署(齊藤昇署長)で夏休み期間中の3日間、警察官採用試験の受験希望者などを対象にした「オープンカンパニー」を実施した。

 見学や体験を通じ、警察の仕事の理解を深め、将来の選択肢として神奈川県警察を選んでもらうことを目的に企画された。8月5日に行われた第2回には、高校生や大学生、社会人の4人が参加。警察業務の説明を受けた後、サイバー捜査を体験し、パトカーや白バイの体験乗車を行った。

 鑑識も体験。鑑識係の指導を受けながら、ビンや紙に混合粉末を振りかけ、付着した指紋を採取。参加者らは「テレビドラマなどでよく見る作業」を黙々と続け、「うまく採取できた」と喜んでいた。その後、装備資器材の着装体験や、先輩警察官の体験談を聞いたり、質問したりした。

 スポーツ好きで、高校時代から体を生かせる警察官を夢見ていたという大学3年生の金子斗武一さん(21)は「刑事希望だが、さまざまな職種があることを知ることができて良かった」と感想を述べた。採用を担当する警務係の宮下ひとみさんは「警察の業務は多岐に渡る。いろいろな体験を経て、就職を考える一助になれば」と話していた。

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