港北区 社会
公開日:2025.08.28
豊田梨園(新吉田東)の幸水が優秀賞
横浜夏季果樹持寄品評会
今や横浜の名産品として定着した「浜なし」と「浜ぶどう」。その品質と栽培技術を競う「横浜夏季果樹持寄品評会」が8月22日、都筑区のJA横浜きた総合センターで開かれ、ナシ90点、ブドウ24点の114点が出品された。
当日は県や市、農協の職員らによる審査員がそれぞれの出品物を比較。形や大きさ、糖度、傷の有無、熟度などを加味して順位付けを行った。
その結果、新吉田東の豊田梨園(豊田勝美さん・真寛さん)の浜なし・幸水が優秀賞/神奈川県園芸協会長賞、港北区長賞、カクイチ賞を受賞した。また、順位が上位のナシの食味審査も行われ、豊田さんの幸水は食味大賞1席にも選ばれた。息子の真寛さんは「紫外線防止シートや、あえて摘芯(間引き)をせずに日焼け防止を心掛けた。ほかにもこまめに灌水したり、肥料も切らさぬようにしたりと、猛暑対策に注力した。評価されてうれしい」と喜んだ。父の勝美さんは、「今年は4月に降った氷混じりの雨の影響で傷ついたものが多く、収穫量は少なかったが、なんとか良いものを探して出品できた。息子が、同年代の仲間たちと研究しながら切磋琢磨した結果かな」と笑顔で話した。
審査委員長を務めた神奈川県農業技術センター横浜川崎地区事務所の藤田信行所長は、「ナシは、猛暑に加え、少雨の影響で小玉傾向。ブドウはお盆前に雨が降り、夜気温が下がった日があったため、順調な着色につながった」と講評した。
そのほか品評会の区内入賞者は新羽町の三橋憲一郎さん(幸水で優良賞/浜なしワイン賞と良好賞、シャインマスカットも良好賞)と新吉田町の山本慶彰さん(スカーレットで優良賞)。
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