港北区 社会
公開日:2025.11.05
住居者交流深める
エレベーター工事、機に
ダイアパレスグランデージ大倉山管理組合理事会(原田勝広理事長)はボランティア・ネットワーク(=ボラネット)を立ち上げ、住居者のコミュニティづくりに取り組んでいる。
設立のきっかけはエレベーターの交換工事。同マンションは1991年建設の7階建て、188世帯が暮らす。今年1月に全7基を順に取り替えることになったが、工事中の2カ月間は階段を使用することに。事前アンケートで「足腰が悪くて階段は使えない」という声が寄せられ、居住者の高齢化という課題に直面。理事会では「この状態で災害が起これば大変なことになる。互いに助け合うためには居住者同士のつながりが大切だ」と考え、7月にボラネットを立ち上げた。
ボラネットの考えに60人以上が賛同、約30人が登録している。災害はいつ起こるかわからないため、イベントを企画。居住者らの知り合いを増やし、高齢者の孤立を防いでいく。
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