港北区 教育
公開日:2025.11.27
高田小PTA
”手作り”の防犯啓発
近隣の不審者情報受け
高田小学校(山本純校長)で11月18日、同小PTA(村井善延会長)主催による児童の防犯意識向上を目指した「安全クエスト」が実施された。
役員自ら動画制作
この取組みは、今年6月に学校周辺で不審者が出たことをきっかけに発案。「楽しんで取り組めるように、クイズ形式に。デザインはクエスト(冒険)ゲーム風にしました」と村井会長。配布資料や動画、景品の制作はPTA役員が務めた。
給食時にダイジェスト動画を放送しテレビ画面に集中する児童ら。その後”クエスト風”問題用紙が配布された。問題は不審者対応のほか、SNS発信の是非といった内容を含み、児童らは宿題として一週間かけ答えを導き出す。1年生のクラス教諭は「問題を解いて安心マスターになりましょう」と声掛けする一幕も。後日、参加賞として問題と答えが印刷されたクリアファイル=右写真=がプレゼントされる。
放送を終えた村井会長は「興味深く観てくれたかな。少しでも防犯意識の種まきができていたら」と安堵の表情。鈴木健司副会長は「一番は呼び掛けなくても地域が意識して見守ること」と、地域防犯を自分事化することへの希望を話した。
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