成人式の思い出に振袖ドール講習会

文化

掲載号:2018年1月4日号

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雑談を交えながら製作中
雑談を交えながら製作中

 高田西在住のフラワーデザイナー、中河原悠子さん=人物風土記で紹介=は折り紙と造花を使って作る「振袖ドール」の講習を自宅サロンなどで行っている。「折り紙とお花で拡げる着物ドールの輪プロジェクト」という社会貢献プロジェクトに参加しており、和の文化を広げることに尽力。昨年1月に倒産した折り紙の老舗企業から譲り受けた千代紙などを使用しており、在庫が無くなり次第終了となる。

 「振袖ドールで忘れられない成人式に」――。こうした強い思いを抱く理由は、自身の思い出にあった。

 勉学にサークルにアルバイトに忙殺される日々を送っていた20歳の頃。母と一緒に成人式の振袖を選びに行ったある日のこと。選び終えたその時、過労で倒れてしまった。成人式には行けず、母に晴れ姿を見せられなかったことが心残りで、その悲しい出来事がトラウマにもなってしまった。「きれいな振袖をお召しの方を見ると、今でも思わず見入ってしまいます。私のような思いはしないでねって心の中でつぶやきながら」。そのため、幸せな一日を送って欲しいという思いを人一倍強く抱く。

 12月に行われた講習会に来ていたのは田谷茜さん(小机町在住)。娘の実乃梨ちゃんとともに、「どのお花つける?」などと話しながら飾り付け。また、中河原さんの母も参加しており「母と振袖の思い出ができました」と中河原さんは笑顔を見せた。

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