長谷川秀男さん（左）と妻・敏子さん
都市緑化功労者として昨年10月末、国土交通大臣から表彰された長谷川秀男さん（86）を祝う祝賀会が２月28日、新横浜グレイスホテル（港北区）で行われた。当日は渡辺巧教（かつのり）横浜副市長や畑澤健一都筑区長、鑓溝裕也都筑警察署長など区内外から要人ら２０２人が駆けつけ、受賞を祝った。
同表彰は都市における緑化の推進などで顕著な功績のある個人・団体に贈られるもの。長谷川さんは１９７８年から東方公園などの愛護会長を務め、除草や清掃活動を重ね長きにわたってまちの緑化・美化に貢献。また、都筑区南部を走る「江川せせらぎ緑道」の整備にも尽力してきた。江川の清掃や花壇の整備を行うとともに、長谷川さんを中心とした地元有志が町内会や学校などと協力して毎年川辺にチューリップを植栽するなど、地域一体となった活動が評価された。
祝賀会の発起人代表である都筑区連合町内会自治会の村田輝雄会長は「長谷川さんは常々『花を植えれば悪さをする人はいない』と話していた。これからもお元気でご活動してほしい」とあいさつ。長谷川さんは「感謝感謝でいっぱいです。これからも水と緑と花いっぱいの東方町、都筑区の発展に寄与できたら」と話し、会場から盛大な拍手が送られた。
また、当日は横浜都筑ライオンズクラブからの記念品贈呈や、長谷川さんのひ孫から花束が贈られる場面もあり、終始賑わった。
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