都筑区交通安全対策協議会は区内14局の郵便局と協力し、「高齢者の交通安全教育」に関する資料や反射材の配布を9月から開始した。配布に先立ち、8月25日に横浜桜並木郵便局で資料の受け渡しが行われた。
これは、高齢者に対する交通安全の啓発活動を目的に行うもの。コロナ禍で呼びかけの機会が失われていた中、「9月から郵便局で敬老特別乗車券(敬老パス)の受け取りが行われ、高齢者の来局が増えるかもしれない」と郵便局から話があり、今回の配布に至った。それぞれの郵便局でおよそ50から100セットが配布される予定だ。
都筑交通安全母の会の山極千惠子会長は「コロナ禍で高齢者向けの声かけの機会を作ることができなかったのでとてもありがたい」と話し「チラシが事故の防止に繋がれば」と期待を込めた。
区内の郵便局を代表し横浜センター北駅前郵便局の狩野浩樹局長は「敬老パスの受け取りで高齢者が多く来局する。防犯を呼びかけていきたい」と話した。
都筑警察署の担当によると、高齢者の自動車や二輪車の事故が増加しているという。横断歩道を渡ることや、夕方や夜間は明るい服装で反射材を身に付けることなどを呼びかけている。
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