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都筑区 スポーツ

公開日:2022.03.17

横浜ビーコル
河村選手とプロ契約へ
東海大中退「夢を与える選手に」

  • 会見で来季への意気込みを語る河村選手

 バスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズは3月3日、特別指定選手として活動する河村勇輝さん(20)と2022-23シーズンからプロ契約を結ぶことを発表した。河村選手は在籍する東海大学を中退するという。

 河村選手は現在、東海大学2年生。男子バスケットボール部「SEAGULLS」に所属しながら特別指定選手として横浜でプレーしている。

 ポジションは司令塔の役割を果たすポイントガード。172cmと決して高くはない身長ながら、精度の高いパスと素早いドライブで試合をコントロールする。今シーズンは1月に月間MVPを獲得し、2月には日本代表の候補選手15人に選ばれるなど、”現役大学生”として注目を集めていた。

 プロ契約にあたって、今シーズンは特別指定選手を継続し、在学中の東海大は3月末で中退する。河村選手は今回の決断の理由について、「目標は日本を代表するポイントガードになり、2年後のパリオリンピックに出場すること。どうすればこの目標に近づけるか考えた結果、この決断に至りました」と語った。

 河村選手は昨年12月の全日本大学選手権大会の後、東海大の陸川章監督と今後のキャリアについて話し合う機会があり、両親にも相談した上で今年1月に中退を決めたという。決断を後押ししてくれた大学のチームメイトには「自分の気持ちをしっかり受け止めてくれて、背中を押してくれる言葉をかけてくれました」と感謝をにじませる。大学でのプレーは約2年と短い期間だったが、「バスケの幅が広がり、プロとしての基礎を学ぶことができた」と振り返る。

 これまでは特別指定選手としてシーズン途中からのチーム合流だったが、来季は開幕前の段階からチーム作りに携わることになる。河村選手は「開幕前からチームに参加できるのは楽しみ。子どもたちに希望や夢、目標を与えられるようなプレーをしていきたい」と決意を新たにした。

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