横浜都筑ロータリークラブの会長を務める 星川 晃一郎さん 区内在住 55歳
而立のクラブを前へ
○…今期、都筑区と同じ30周年を迎えるクラブの会長として、舵取りを任された。「諸先輩方が築き上げてきたクラブを発展させ、未来へ継承したい」とテーマに掲げたのは「原点回帰」。活動を周知するための区民まつりへの出店や、国際交流・青少年育成としての東京横浜独逸学園の子どもたちを最乗寺に招いての餅つきなど毎年恒例の継続事業に加え、台北永安ロータリークラブとの姉妹クラブ締結の更新、11月20日の30周年記念式典など目白押しの一年を先導していく。
○…クラブ会員は現在32人。会員の減少や高齢化に悩むクラブが多い中「最近は若手が入会してくれている」と頼もし気に目を細める。「他業種の仲間ができ、相談できたり、視野が広がった」と自身の経験からクラブの意義を語る。「現状維持だけでも大変な時代だが、私たちが礎となり50周年、100周年に向けて発展させ、後輩につなげていかないと」と自らの使命を口にした。
○…広島県呉市の出身。「小さい頃から自由にさせてもらった」と両親に感謝する。理系の大学への進学を希望する中、鶴見に親戚がいた縁もあり鶴見大学へ。妻とはそこで知り合った。センター南に歯科医院を開業して丸22年。「当時は駐車場ばかりだった」という周囲にはどんどんビルが建ち、大きく変貌を遂げた。50代半ばになり歯科医師会では「ようやく『若手』といわれなくなったかな」と苦笑い。
○…会長職と歯科医師としての仕事に加え、プライベートでは引っ越しも控え「スケジュールがパンパン」と頭を掻く。多忙な合間を縫って作った休みに、妻と出かける温泉旅行が至福の時。「若い頃からずっとやっている」というゴルフは「なかなか上手にならない」とぼやいた。
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