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都筑区 スポーツ

公開日:2025.07.03

花形ジム・小松さん
エアボクシングで日本一

  • ベルトを肩にかけ、笑顔を見せる小松さん

 池辺町の花形ボクシングジム(花形進会長)に通う小松恵さん(33)が6月15日、東京都大田区で開かれた「エアボクシング第23回大会」のGirls部門で優勝。ジムに日本一のベルトを持ち帰った。

 エアボクシングは、お互いに向かい合ってシャドーボクシングを行い、攻防技術やスピード、スタミナなどのトータルパフォーマンス力を競い合うスポーツ。

 10年前に「運動がしたい」と同ジムの門を叩いた小松さん。最初はフィットネス感覚で通っていたが、エアボクシングの存在を知り、約7年前にライセンスを取得した。花形会長は「リーチが長く、ストレートが栄えるきれいなボクシングをする選手で、エアボクシングに向いている」と高く評価。同大会には昨年も出場し、準優勝を果たしている。

 同大会のGirls部門には、11人が出場。出場者は1分30秒の2R制で競い合った。小松さんは決勝戦で、昨年大会で敗れたアキバジムの多田美保さんと対戦。「実践に近いパンチを淡々と打ってくる」という多田さんへの対策として、実戦に近いマスボクシングを練習に取り入れていた小松さん。試合は延長戦までもつれ込むも、得意のリーチを活かしたストレートをアピールし、リベンジを果たした。

 小松さんは「協力してくれたトレーナーや先輩、仲間たちのおかげ」と感謝を述べた。小松さんは同大会のベスト4入りした選手が出場できる冬の大会にも出場する。「昨年は冬も多田選手に敗れて準優勝だったので、今回は私が勝って連覇を」と意気込んでいる。

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