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都筑区 人物風土記

公開日:2025.07.31

市消防局のインスタグラムで「日用品でできる応急処置」の実演を行った
内田 真澄美さん
勝田町在住 49歳

「思いやり」胸に笑顔発信

 ○…身近な日用品を使った応急処置の方法を紹介し、「楽しく撮影できた。いつ起こるか分からない災害に備えて、ぜひ見てほしい」と呼びかける。動画での発信を通し、若者の関心や消防団のPR効果にも期待を寄せる。「消防団は敷居が高く思われがちだが、実は気軽に入れる。地域住民との交流も図れるのでおすすめ」と入団を促す。

 ○…南区出身。人見知りで、常に周りに気を遣う内気な少女だった。中学では吹奏楽部、高校では演劇部に所属。内気な性格から、文化祭当日に舞台に立てず、逃げ出してしまったことも。それでも「観客が楽しそうに笑ってくれることがうれしかった」と演劇の魅力を語る。徐々に人前に立つことに抵抗はなくなっていた。現在は、SNSのスカウトをきっかけに占い師に。「家族や友人にも話せない悩みを打ち明けてくれる人もいる。そういう人を幸せに導きたい」と話す。

 ○…横浜市主催の救命講習への参加を機に、救命救急に興味を抱き、消防団に入団。「入団前は活動内容を知らなかったので不安もあったが、今は班の皆さんと協力して活動することが楽しい」と心境の変化を語る。現在は、防災にも関心を持ち、知識を深めている。「いずれは、都筑区の『防災大使』を名乗り、地域防災の情報発信などに貢献できれば」と展望を明かした。

 ○…消防団のほかに、「都筑舞の会」の代表として、区内のイベント等に出演している。「若手の代表」としてSNS発信などにも力を注いでいる。「踊りに関しては会員の皆さんが『先生』として教えてくれる。私は代表として、自分にできることで支えていきたい」と熱い眼差し。目標は「ボッシュホールの舞台に立つこと」。

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