都筑区 人物風土記
公開日:2025.08.28
横浜都筑ライオンズクラブの新会長に就任した
小森 秀一さん
東方町在住 56歳
貫く「思いやりファースト」
○…新会長としての会長テーマを論語から引用し「恕(じょ)」(思いやり)とした。「思いやりをもった奉仕活動」を念頭に、独善的にならないように目を、そして心を配る。活動は区民まつりへの参加や献血、清掃活動など、例年の継続に加え、SDGsへの取組や薬物乱用防止セミナーの開催なども視野に入れる。また災害が増えている中で、防災士の資格を持つ会員が2人いることから、資格取得者の増員も検討する。「コロナも5類に移行したので、他クラブとの合同例会開催など横のつながりも作っていきたい」と意欲的だ。
○…クラブの創立メンバーの一人だった父の後を継ぎ、入会。10年程が過ぎた。「まだまだ分からない事がたくさんある。先輩方に教えていただきながら」と殊勝に頭を垂れた。
○…故郷の岐阜県美濃から出てきた四兄弟が横浜で立ち上げた「おかき」の店「美濃屋」。横浜大空襲で店は焼け、戦後、上大岡で再開。四男の祖父がのれん分けで鶴見に開業し、約10年後、現在の場所へ移転、その3代目だ。末っ子の長男で「将来の跡継ぎ」として、周囲の期待が「解るが故の反発」から「サラリーマンに憧れた」。「口を開けばけんかばかり」だったという父子。お互いの身に起きた事故をきっかけに歩み寄り、「恩返しを」の思いで家業を継いだ。
○…「創業以来初めて」というほど頭を抱えるのが「令和の米騒動」。原価の高騰に加え、米不足のため、もち米からいわゆる主食の米(うるち米)に転作する農家が増えており、今年のもち米の減産が懸念されるという。「もち米を使うのはあられだけじゃない。餅も酒も味噌も和菓子も。だから取り合い。今まで国産で賄ってきたけれど、どうなっちゃうのかなぁ」と苦笑した。
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