都筑区 スポーツ
公開日:2025.10.02
中学校ダンス部選手権
全国決勝でパフォーマンス
区内から2校が出場
中学校ダンス部の日本一を決める「第14回日本中学校ダンス部選手権」。20校が出場できる全国決勝大会に、都筑区から早渕中学校と茅ケ崎中学校の2校が出場した。日本一を決める舞台に立った両校に話を聞いた。
早渕中
4年連続で全国大会の切符を勝ち取り、「全国TOP5入り」を目標に全国大会に挑んだ。披露したのは、創作ダンス「甦る阿修羅」。主将の岡田和花菜さんは「今年から本格的に取り入れた『呼吸を合わせる』練習が功を奏し、ぴったりと息の合ったダンスを踊ることができた」と振り返る。
20校中14位と納得のいく結果ではなかったものの、3年生の部員たちは「悔いのないダンスを踊り切れた」と声を揃える。また、来年のリベンジに向けて「後輩たちには冬の間の基礎練を頑張ってもらいたい」とエールを送る。顧問の佐藤翔太さんは「会場でドキドキしながら見ていた。ダンスを通して、皆の成長を感じた」と部員らを讃えた。
茅ケ崎中
予選後の結果発表で、校名が中々呼ばれず「不安だった」という部長の寺川玲菜さん(3年)。1年生を除く47人という大人数での踊りは、一糸乱れぬ踊りがポイント。コーチと一緒に音と衣装でアイデアを出し「和」をテーマにオリジナリティあふれるダンスを作り上げた。動画を撮影し、改善点を確認し、本番まで何度も同じ振付を練習したという。
全国大会では、昨年の順位(11位)を上回ることが出来ず、「もう少し上の演技はできた」と悔しさを滲ませた。そんな部員らについて、顧問の家里拓也さんは「昨年度の先輩たちが全国大会に出場したことがプレッシャーになっていたと思う。それを乗り越えて全国出場を成し遂げたことは良かった」と労った。
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