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都筑区 教育

公開日:2025.10.02

日本ヒルティ
プロ仕様の工具を寄付
教育現場などで再利用

  • 大久保さん(左)に感謝状を渡す笹平校長(手前の玩具2台は教員が作成したもの)

  • 久保副園長(右)に工具を渡す大久保さん

 電動工具メーカーで、茅ケ崎南に本社を構える日本ヒルティ株式会社(堺直樹代表取締役)が、若葉台特別支援学校=旭区=と公益財団法人横浜市緑の協会=中区=に同社の工具を寄贈した。

 これは同社がグループ全体で取り組むサステナビリティ(持続可能)に関する活動の一環。同社のサスティナビリティマネージャーの大久保薫さんによると、同社の製品は建設業のプロが使う工具で、リースが中心のため、返却されて状態の良いものはメンテナンスし、学校や地域などに寄付しているという。

 若葉台特別支援学校には9月12日、丸のこやインパクトレンチ、ジグソーなどを寄付。同校は肢体不自由な子どもたちが通っており、教員が小さい力でも遊べる玩具を手作りで作成していた。寄付はこの玩具を大量に作りたいとの要望に応えた形。笹平みどり校長は「子どもたちの学習の幅が広がるのでは」と喜んだ。

 同25日には、横浜市緑の協会を通じ、よこはま動物園ズーラシア=旭区=にインパクトドライバーやハンマードリル、グラインダーなど穴開けや切断に使われる電動工具6種12台が送られた。

 工具は市内の動物園のほか、同協会が管理している公園の整備などで使われる予定。同園の久保良法副園長は「動物たちが暮らしやすくなる環境づくりに使わせていただきます」と感謝した。

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