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都筑区 文化

公開日:2025.10.16

スカーフのアレンジコンテストで南区出身の内田真澄美さんがグランプリ

  • グランプリを受賞した内田さん(左から5人目)をはじめとするスカーフコンテストの受賞者と審査員たち

 絹文化の啓発や横浜のスカーフ産業の活性化などを目的としたイベント「横濱コクーン・スクウェア2025」が10月3、4日に市役所アトリウムで行われた。

 昨年に引き続き開催されたスカーフのアレンジコンテスト「横浜スカーフAWARD」では、予選を勝ち抜いた7人が登壇し、スカーフへの情熱と独自のアイデアを披露。審査員には30年来のスカーフ愛好家である瞳みのるさん(ザ・タイガース)や丸加ランドマーク店店長の鳥山千鶴子さんらが参加したほか、生産者やスカーフコンシェルジュなども加わり、多角的な視点から審査が行われた。

 グランプリを受賞したのは、「スカーフで簡単ボディバッグ」をテーマにパフォーマンスを披露した、南区出身の内田真澄美さん=都筑区在住=。「おしゃれと実用を兼ね備えた、これからのトレンドにしたい」と語り、日常を彩るツールとしてのスカーフの魅力を伝えた。

 審査員からは「スカーフアレンジの多様性やパフォーマンスの質がレベルアップしていた」という声が聞かれ、愛好家たちからスカーフ文化が広がる可能性を強く感じさせるイベントになった。

今年で開催10周年

 同イベントは、横浜が明治時代に生糸の輸出港として発展した歴史を踏まえ、絹文化の魅力発信や地域経済への貢献を目的として行われているもの。今年で10周年を迎えた。当日は「横浜の生糸貿易と歴史的建造物」をテーマにしたシンポジウムやシルクファッションコンサートなど、多彩なシルクイベントを実施。会場には不用になったシルク製品にデザインや工夫を施して新たに生まれ変わらせる「アップサイクル」のシルク作品コーナーが設けられ、日本シルクを守り育てる会が横浜DeNAベイスターズとコラボレーションしたオリジナルのシルクスカーフの販売なども行われた。

 

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