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公開日:2025.11.13

【都筑消防署】救急救命士に仕事内容をインタビュー

  • 都筑消防署の救急救命士にインタビュー

 本記事では、救命の最前線で活躍する都筑消防署の救急救命士に取材を敢行。彼らの仕事内容や、地域住民の命を守ることにかける熱い想いに迫る。また、増加傾向にある救急出場件数の背景にある課題と、私たちにできる救急車の適切な利用方法についても話を聞いた。

ケガ・病気を予防し、健康に【瀧田もえのさん】

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 瀧田さんが消防の道を志したのは、中学生の頃。東京の消防少年団での活動を通じて、人助けをする消防署員の姿に「自分も人を助ける仕事がしたい」という強い思いを抱いた。

 救急救命士として働く上で、最もやりがいを感じるのは「医師の指示を受けて救急救命士が実施できる特別な処置を実施し、傷病者の体調が改善していく姿が見られた時です。そのような活動が出来た時に命を救えたという実感が湧きます」という。

 一方で、瀧田さんの理想は「ケガや病気が救急要請に繋がらないこと」。特に夏の熱中症対策や、転倒予防など、予防できるケガ・病気への注意喚起を促す。「転倒予防として横浜市が開発したトレーニング『ハマトレ』が効果的です。また、急な病気やケガで救急車を呼ぶか迷ったら『#7119』(救急相談センター)にお電話を」と、優しく市民の健康維持を願う言葉をかける。

「ありがとう」の言葉を胸に【小林勇さん】

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 当初、民間企業に勤めていたという小林さん。医療従事者である兄から「現場に赴き、命を助けることが出来る救急救命士」の魅力を聞き、消防の道へ進むことを決意した。

 「119番通報をしてくる人は皆、つらさや不安を感じている。少しでも安心の一助になれたら」との思いで、一刻を争う現場に向かう。市民の方からの「ありがとう」の言葉が、日々の活動を支える原動力だと笑顔をこぼす。

 近年、救急出場件数は増加傾向にあり、その中で救急搬送される人の約半数が軽症であることに懸念を抱く小林さん。本当に救急車を必要とする重症患者への対応が遅れる事態を避けるため、救急車の適正利用を強く呼びかける。

 「元気なうちに休日や夜間に受診可能な医療機関を調べておいてください。調べる際は『医療情報ネット(ナビイ)』が便利です」

 「また、症状は軽いが交通手段がない、という人は『ユニバーサルデザインタクシー(タクシー事業者福祉車両)』や『民間救急サービス』をご利用ください」と、市民に具体的な手段を案内し、より多くの命を救うための協力を求めた。

都筑消防署

横浜市都筑区茅ケ崎中央32−1 (都筑区総合庁舎内)

TEL:045-945-0119

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