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都筑区 社会

公開日:2025.12.18

すみれが丘小学校
工事現場に児童がアート
「みらいのまち」描く

  • 「みらいのまち」を描く児童ら

  • 紙芝居を読む大東建託の社員

 すみれが丘小学校(栗原信一校長)の2年生が12月4日、工事現場の仮囲いをキャンバスに見立て、アート作品を描いて装飾する「仮囲いアート」に挑戦し、思い思いの「みらいのまち」を表現した。

 この取組は、大東建託株式会社が未来の街や住みたい街の絵画制作を通じ、子どもたちのアイデアを地域に共有する機会として実施している。

 今回は、同社の青葉支社が北山田で賃貸住宅を建設するにあたり、オーナーで同校近くの商店「すみれ堂」を営む織茂芳幸さんに「仮囲いアート」の実施を提案。織茂さんは同校と、校外授業などで交流があったことから実現に至った。織茂さんは「私が入院した時に2年1組の子どもたちが寄せ書きを届けてくれた。その時の感謝の気持ちもあって、お願いしようと思った」と動機を明かした。

 当日は、同支社の社員が紙芝居を用いて企画内容を説明。同社のキャラクター「だいと」も登場し、開始前から賑わいを見せた。制作がスタートすると児童らは、同校のキャラクター「ビオラ」やすみれ堂、織茂さんの似顔絵などを描き、「みらいのまち」を完成させた。作品を見て織茂さんは「すみれ堂も描いてくれてうれしい。大成功だ」と満面の笑みで喜んだ。同社の社員らも「殺風景な工事現場が、児童の自由な発想の絵で元気を届ける現場に変わる」と優しく微笑んだ。

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