都筑区 社会
公開日:2025.12.18
会場は静かな熱気
区聴協が講演会
都筑区聴覚障害者協会(山下智慎会長)は12月6日、手話通訳者の資格を持つ警察官で鶴見警察署北寺尾駐在所勤務の長田幸治さんを講師に招き、かけはし都筑で講演会を開催した。
講演会は同協会が年に1度開催しているもの。山下会長は「手話通訳ができる警察官がいるのはろう者にとって喜ばしい」と長田さんを紹介。長田さんは手話で自己紹介や警察に関するクイズなどを行った。クイズに手話で解答する姿に会場は大いに盛り上がり、静かな熱気に包まれた。
なお神奈川県警は、全国で最も早く11月1日から一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供している「手話リンク」の運用を始めている。
「手話リンク」は交番などに勤務員が不在で、筆談などの対応ができない場合を想定したもの。交番に設置されている不在表示板の二次元コードを読み込むと手話通訳オペレーターを通して、管轄警察署に問い合わせができる。
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