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旭区版 掲載号:2012年5月17日号 エリアトップへ

横浜隼人 3年ぶり甲子園へ加速 春季県大会で初優勝

掲載号:2012年5月17日号

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本紙の取材に応える水谷哲也監督(上)と、北原享弥主将=5月10日、同校
本紙の取材に応える水谷哲也監督(上)と、北原享弥主将=5月10日、同校

 横浜隼人高校(鈴木紀代子校長)=瀬谷区=が8日に保土ケ谷・神奈川新聞スタジアムで行われた高校野球春季県大会・決勝で横浜を下し、優勝を果たした。

 水谷哲也監督は「3年前と雰囲気が似ている」と、初の甲子園出場を果たした2009年のチームと同じ勢いを感じているという。

 3年前の同校といえば、「スーパースター不在」といわれながらも「攻め続ける」野球で強豪校との接戦を次々と制し、県内189校の頂点に立ったのは記憶に新しいところ。

 今回の春季大会も逆転に次ぐ逆転で、7試合中6試合が逆転勝ちだ(=表参照)。4回戦では延長13回の死闘を制し、慶應にサヨナラ勝ち。ここで勢いに乗ると、準々決勝で横浜商大、準決勝で東海大相模と強豪校を逆転で下し、決勝では4期連続の甲子園出場を目指す横浜を、またも逆転で退けるという強さを見せた。「どこもうちの勢いを止められなかった」と指揮官は冷静に分析する。

 春季大会は各校にとって、夏の大会に向けた貴重な実戦の場。控え選手を起用するなど、調整を兼ねた公式戦の舞台とも言える。

 水谷監督はレギュラー以外の選手も積極的に起用。内野スタンドが満席だった準決勝以降は、本番の雰囲気を肌で感じる絶好の機会となった。

 「17、18歳の選手たちが経験値を上げることは大きなプラスになる。しかも、終盤の逆転劇を演出したのは途中出場の選手たちだった」と目を細める。

 勝利だけにこだわったわけではなく、レギュラー選手に刺激を与えることにも成功。その中で最高の結果を導いた。

 「どこが相手でもやることは同じ。全員の総合力で奇跡を起こす」と、その方針にぶれはない。

19日から関東へ夏は第1シード

 同校は今週末の19日から、埼玉県で行われる春の関東大会に出場する。

 23日に決勝を行うという短期決戦だが「その大会、大会を取りにいく。総合力、人間力で今の勢いを持続させたい」と水谷監督。選手の先頭に立つ北原享弥主将は「自分たちのプレースタイルを貫き、ねばり強く戦う」と力強く語った。

 全国から選手を集める強豪校を次々と退けた同校だが、チーム構成は県内を中心に通学できる範囲から集まった選手ばかり。瀬谷区の中学出身で活躍している選手も多く、地元の期待も高い。夏の大会は第1シードで臨む。
 

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