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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2012.10.25

商品開発 産学で
産業短大校がデザイン

  • デザインした学生らと高橋社長(中央)=市経済局提供

 あさりを中心にした海産物の卸売総合商社、三徳(みつのり)(高橋章社長)=金沢区=の新商品「浜たき」の商品デザインを、中尾・神奈川県立産業技術短期大学校の2年生が手がけた。10月3日、同社で表彰式が行われた。



 企業と学生の連携は横浜市経済局工業技術センターが09年から行っており、今年で4回目。今年度は選考の結果、7校と10企業が参加し、新商品の開発に取り組んでいる。



 三徳の新商品「浜たき」のデザインに挑んだのは9人の学生。4月に同社を訪れ、工場の見学や商品の説明を聞き、各自でアイデアを膨らませた。「商品コンセプトが明確で、デザインイメージがしやすかった」と学生たち。その後、デザイン案は4案に絞られ、社長や社員のアドバイスを取り入れデザインを調整。1案につき、ラベルとWEB用広告、レシピ入りPOPの3種類を完成させた。



 4案の中で、いち早く商品の顔としてデザインが採用されたのは、新部(にいべ)彩さんと小野寺咲さんのチーム。真っ赤な太陽と商品の写真が、店頭に置いた時にインパクトがあるとして評価された=写真下。11月末には商品化され、大手スーパーの店頭に並ぶ予定だ。

 

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