3年に一度の一斉改選が行われ、民生委員・児童委員と主任児童委員が厚生労働大臣から昨年12月1日、委嘱された。旭区民生委員児童委員協議会では新たに橋本邦子さんが会長を務める=写真・前列左から2番目。橋本会長は「和の心を大切にして、少しでも悩める人の手助けとなるような存在になれば」と決意を固めている。
民生委員・児童委員は、住民のさまざまな相談事に応じ、地域福祉増進を目指して無報酬で活動。場合に応じて関係機関につなぐなどのパイプ役を担う。「対象は高齢者だけと思われがちだけど、子育て世代など若い人にも頼ってもらいたい」と橋本会長。
委員になるには資格はないが、地域からの推薦が必要になる。旭区の定数は332人だが、今期は新任103人、再任200人で29人の欠員が出た。旭区福祉保健課担当者は「活動内容が見えづらく、適任者が見つからないという声も聞く。今後は活動内容の啓発を強化していきたい」と話す。
また、児童福祉を主に担当する主任児童委員の新代表には鈴木敦子さん=同・前列右=が選ばれた。「子育ては家庭の中だけでなく、地域でやる時代。困ったことがあったら声をかけてほしい」と話している。
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