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旭区版 掲載号:2014年6月5日号 エリアトップへ

若葉台の子育て支援拠点「そらまめ」の現場責任者を務める 三村 治子さん 若葉台在住 68歳

掲載号:2014年6月5日号

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子育てに差し伸べる手

 ○…「常設の場の重要性を本当に実感している」。5月22日、若葉台団地商店街に開所した「わかば親と子のひろば そらまめ」。未就学児の親子が気軽に集い、自由に過ごせる「ひろば」として活用されている。開所以来、すでに会員登録は40組を超えるなど順調な滑り出し。「若葉台以外の人も気軽に立ち寄れる場にしていきたい」と思いを語る。

 ○…分譲が始まってまもなく、若葉台団地に移り住んだ。当時、小学生と幼稚園の子どもを抱え、子育て真っ最中。若葉台の子育て支援環境は十分ではないと感じたという。「子どもたちを育てやすい街にしたかった」。入居してすぐに、乳幼児の親が情報交換を行い、安心して子育てできる場として乳児学級を立ち上げた。仲間を募り、参加者を募集。毎回30人から40人が集まり、乳児学級は23年間続いた。子どもたちの成長を見つめ続けたほか、「その時のつながりが、今も続いている部分もある」と笑顔で振り返る。

 ○…東京都大田区出身。大学卒業後は日本赤十字社広尾本院でメディカルソーシャルワーカーとして勤務した。「医師や看護師と連携しつつ患者の経済的、社会的な相談などに支援を行っていました」。小児科では、病気を抱える子どもと親の姿を目の当たりにし、周囲の支援の大切さを痛感。「親は大変。だからこそ、そこに手を差し伸べないといけないと肌で感じた」。その時感じた気持ちは今も変わらず、長年子育て支援に携わる原動力となっている。

 ○…若葉台子育てささえあい連絡会の会長も務める。周囲との関係性の中で自然とそういった立場になることが多いという。「特別にこうあらねばとは思わない」と本人はあくまで自然体。「常に今を大切にして生きている。だから後悔することはない」と、前を向き続ける。「本音を言えばもっと若い人にがんばってほしい」と話すものの、まだもうしばらく忙しい日が続きそうだ。

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