神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2014年9月25日号 エリアトップへ

野球のU18アジア選手権でフィリピン代表監督を務めた 高橋 将人さん 中希望が丘在住 21歳

掲載号:2014年9月25日号

  • LINE
  • hatena

母の故郷へ 野球で恩返し

 ○…9月上旬にタイで行われた、18歳以下の選手による野球のアジア選手権。同大会で母の故郷でもあるフィリピン代表の監督としてチームを指揮した。語学留学中のフィリピンで、縁が縁を呼んでの監督就任だった。「まさかこんな風になるとは思わなかったけど、自分にしかできないことをやりたい。貫きたい」と語る。

 ○…「祖母と監督が飲み仲間だったのと、ベイスターズの選手に憧れて」。小学2年生で「都岡今宿ライオンズ」に入団、野球に打ち込む日々が始まった。都岡中では投手、桜丘高校時代はエースで4番を任された。神奈川大学進学後は硬式野球部に入部するも、奨学金とアルバイトで学費を工面しており、「練習時間が長くて。アルバイトもしなきゃいけないから」と退部。それでも野球への思いは捨てきれず、軟式野球部へ。昨年夏、チームは全日本で優勝、1番センターを務めた自身もベストナインに選出された。

 ○…代表監督としての背番号は48番。その理由は「AKB48が好きだから」。中でも好きなのは武藤十夢さん。「初めて見た時、めっちゃかわいいと思った」と、大学生らしい一面をのぞかせる。「向こうはステージで頑張っているのに、自分はこんなんでいいのかと背中を押される」。劇場公演や握手会にも通い、顔と名前も覚えてもらっているのだとか。「(野球で有名になって)普通に会いたい。僕はすべてのオタクの夢を叶えます」と笑顔を見せる。

 ○…「(出場権を持つ)2017年のWBCにフィリピン代表で出て、母に恩返しをしたい」。来夏、大学卒業後は米国メジャーリーグの名門ヤンキースのトライアウトを受けるという。「日本よりも海外で野球をやりたい。いろいろな国の野球を見てフィリピンに持っていきたい」と熱く語る。「続けていれば必ずいいことがある。自分の可能性を信じてあげたい」。自分の思いにまっすぐに、唯一無二の道を進む。

旭区・瀬谷区版の人物風土記最新6

寺澤 慶さん

左近山団地の学生団体「サコラボ」の代表を4月から務める

寺澤 慶さん

旭区左近山在住 22歳

4月18日

村田 浩一さん

25周年を迎えるよこはま動物園ズーラシアの園長を務める

村田 浩一さん

旭区上白根町在勤 71歳

4月11日

朝木 秀樹さん

横浜隼人中学・高等学校の校長に4月1日付けで就任した

朝木 秀樹さん

阿久和南在勤 61歳

4月4日

真山(さのやま) 英二さん

一般消費者向けのセミナー「失敗しない老人ホームの選び方」の講師を務めた

真山(さのやま) 英二さん

二俣川在住 50歳

3月28日

乾 充さん

4月1日付で横浜市旭区民文化センター・サンハートの館長に就任する

乾 充さん

二俣川在住 60歳

3月21日

志澤 希久子さん

古着や古布をリサイクルするファイバーリサイクルネットワークの副代表を務める

志澤 希久子さん

今宿在住 85歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook