横浜富士見丘学園中等教育学校(松田由紀子校長)=中沢=のダンス部が、11月23日に東京都で開かれた「第67回全国中学校・高等学校ダンスコンクール」に出場。中学校の部で3位、高校の部で準入賞2位(5位)の成績を収めた。
3分半の創作ダンスを競う同コンクールには中学の部に36チーム、高校の部に74チームが出場。
今回の成績は中・高ともに過去最高。顧問の木村美絵子教諭は「目標を高く、厳しい練習に励んだ結果。本当によくがんばった」とねぎらった。
チーム力光る
2・3年生は自分の意見を周りに合わせてしまう「カメレオン症候群」をモチーフにした「隣ノ芝生ハ・・・何色??」でエントリー。カメレオンになりきった、25人全員による一体感のある動きのダンスが見せ場だ。部長の関根日菜子さん(3年)は「3年は支え合い、2年はしっかり付いてきてくれたことが結果につながった。今までで一番良い賞をもらい嬉しい」と喜んだ。
「歪み」を表現
4・5年生26人は小説を題材にした「歪みゆく肖像画〜オスカー・ワイルド作『ドリアン・グレイの肖像より』」で臨んだ。堕落していく青年の姿を描いたもので、非対称やスピード感の異なる動きを入れることで抽象的な「内面の歪み」を表現した。部長の湯澤未枝さん(5年)は「6月から同じ作品をやってきて、最後に報われた。このチームだからこそできたダンス」と笑顔を見せた。
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