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旭区版 公開:2020年3月19日 エリアトップへ

横浜で会える!ご当地アイドル YOKOHAMA男子

文化

公開:2020年3月19日

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「目指すは横浜アリーナ!」と『YOKOHAMA男子』のメンバー6人(2月10日、戸塚駅前の路上ライブ※にて)。左から真崎暢さん(28)、井筒雄太さん(28)、武田瑠之助さん(23)、富田慧太郎さん(23)、戸田健太さん(31)、奥多雄大さん(19)。それぞれが担当カラーを持つ。※毎週月曜日午後6時から実施(現在状況を見ての開催のため今後の日程は公式HPで)
「目指すは横浜アリーナ!」と『YOKOHAMA男子』のメンバー6人(2月10日、戸塚駅前の路上ライブ※にて)。左から真崎暢さん(28)、井筒雄太さん(28)、武田瑠之助さん(23)、富田慧太郎さん(23)、戸田健太さん(31)、奥多雄大さん(19)。それぞれが担当カラーを持つ。※毎週月曜日午後6時から実施(現在状況を見ての開催のため今後の日程は公式HPで)

 神奈川を愛し、神奈川を盛りあげたい―。そんな想いで活動しているご当地アイドルグループがいる。19歳から31歳までの男性6人で結成された、その名も『YOKOHAMA男子』(通称・はまだん)。各地でご当地アイドルが活躍するようになってから久しいが、今”横浜”を掲げて活動している唯一のメンズアイドルグループだ。

     ◇

 「YOKOHAMA男子です!」。仕事帰りのサラリーマンらが行き交うJR戸塚駅前広場で、港をイメージした真っ白な衣装を身にまとい、キラキラの笑顔で歌って踊る男性たち。曲が始まるとすかさず女性ファンが一斉にスマホを向けて動画を撮りだした。

 今年に入ってから、戸塚駅前や横浜ビブレなどでの路上ライブを始めた。オリジナル曲やカバー曲など5、6曲ほど披露した後はファンとの交流タイム。握手やツーショット写真のサービスもあり、まさに「横浜で会えるアイドル」だ。

 相模原市から路上ライブを見に来ていた田中瑞穂さん(21)は「最初ライブを見かけた時は『頑張ってるのがいいな』と思って。毎日メンバーの様子をSNSで配信してくれたり、名前を憶えてくれたり。ファンとの距離が近いのが嬉しい」とその魅力を語る。田中さんに連れられてこの日初めて見に来たという佐藤亜美さん(21)=戸塚区=も「他の曲も聴いてみたい」と笑顔で話す。

     ◇

 前身グループから2017年11月に「YOKOHAMA男子」と名前を新たに結成された。しかしグループ名に「横浜」と名付けたものの、地元にゆかりがあるのは、戸塚区出身の井筒雄太さんと、横浜国大出身の戸田健太さんのみ。当時は横浜にアイドル文化が根付いておらず、ライブを行うのは都内や地方ばかり。横浜を拠点に活動ができないという葛藤が常にあった。最年少メンバーの奥多雄大さんは「自分たちが『YOKOHAMA男子』だって、自信を持って言えなかった」と当時を振り返る。

     ◇

 現在は横浜市内で一軒家を借りて、一緒に住んでいる6人。横浜音祭りや県警の防犯PRなど横浜での活動も徐々に増え、地域のお祭りや清掃活動などにも積極的に参加することでメンバーの意識も変わってきた。これまではフェイスブックやツイッター、インスタ、動画配信などあらゆるSNSで発信してきたが「もっと横浜の人たちと触れ合いたい」と路上ライブに力を入れる。

 彼らと親交がある地域ブランドアドバイザーの戸井貴久さんは「ライブなどを見に全国からファンがくることで、地域活性化につながる。特に女性ファンはSNSなどでの発信力があるので拡散されやすい」と分析。メンバーがSNSで紹介した飲食店やスポットをファンが訪れることで、店の人たちもアイドルを応援してくれるようになるという相乗効果が生まれるという。「横浜はアイドルに頼らなくてもしっかりブランディングされている街だけど、地域の魅力やSDGs、福祉など、アイドルである自分たちを通じて若い世代に伝えられることもあると思う」とリーダー。

 結成から2年が経ち、横浜での活動はようやくスタートライン。神奈川県内ライブツアーや横浜のご当地アイドルとのコラボイベントの開催など夢は広がる。「横浜だけでなく、神奈川全体を盛り上げていけたら」

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