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公開日:2026.03.06

小野澤豊愛川町長
引退を表明
次期町長選は出馬せず

  • 清々しい表情で取材に応える小野澤町長

    清々しい表情で取材に応える小野澤町長

 愛川町議会の第1回定例会本会議が2月27日に開かれ、施政方針演説に臨んだ小野澤豊町長(72)が、6月に予定される愛川町長選挙に立候補しない意向を表明した。その後、本紙の取材に答え、3期12年にわたる町政運営への思いなどを語った。

 施政方針演説の終盤、「これまで熟慮を重ねてきたが、今任期を持って町長の職から退く」と語った小野澤町長。

 理由として「ハードな仕事をこなしていくには体力の心配を感じるようになった。次の任期が終わる時には77歳になる。責任ある大事な町政を担うことを考えた時、激務である町長の職から離れることが賢明だと判断した」と語った。

「やり残しはない」

 本会議後、本紙の取材に対応した小野澤町長は「疲れが中々取れず、今後を考えると不安があった。任期途中になにかあれば、町民に迷惑をかけてしまう。それを避けるには、ここで引き下がるのが最善だと考えた」とあらためて不出馬の理由を語った。判断の時期は今年に入ってから。妻と後援会にだけ相談して決めたという。

 3期12年の町政については「1期目は不安定だった町政の立て直しに全力で取り組んだ。2期目は新たなことに取り組めるかと思いきや、コロナの対応に追われた。3期目は物価高騰が続く中で、緊急経済対策などにまい進してきた」と振り返った。

 思い出に残っているのはコロナ禍。「県外ナンバーの車を見ると役場に『追い出せ』と電話がかかってくるなど、不安定な情勢だった。そんな中で愛川町は小中学校の修学旅行を実施した。当時は批判もあったが、今では英断だったと思っている」と笑顔で話した。また、「多忙で振り返ると長かった」としながら「未練は一切ない」と清々しい表情を見せた。

 後任については「愛川町を発展させるロマンを持った人が現れてくれることを期待する」と話し、後継指名などはしない意向を示した。

 小野澤町長は1977年に愛川町役場に就職。総務部長などを経て、2011年4月から14年3月まで副町長を務めた。同年5月に前町長が病気のため辞任し、町長・副町長不在の中で実施された6月の町長選に無所属で出馬し、初当選した。

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