旭区独自のあさひボッチャを広める「ボッチャ隊」隊長として活動してきた 古屋 彰さん 白根在住 65歳
世代超え楽しめる競技に
○…旭区政50周年を盛り上げる記念認定事業として産声を上げた「あさひボッチャ」。パラ五輪の正式種目で障害者スポーツであるボッチャを区独自の簡単なルールに改め、年齢や性別問わず誰もが楽しめる競技にし発展させてきた。ルール決定や審判育成、普及活動を先導する「ボッチャ隊」が2018年7月に結成され、周囲の推薦で隊長に就任。ボールを持つのも初めてでルールもわからない中、「市内で活動する障害者スポーツの指導者協会の方に一から教わって学びました」
○…選手へのアドバイスが禁じられる一般的なボッチャと異なり、区独自ルールでは試合中も会話を楽しめるよう工夫。「カーリングのように戦略的な競技なので、皆と話し合うことでより面白みを感じられると考えたんです」と思いを語る。迎えた本番の区政50周年事業・あさひボッチャ選手権大会では、大会会場などの役目を担う区内13の地区センターやコミュニティハウスの足並みが揃うよう尽力。「ボッチャ隊は昨年解散しましたが、今後も各施設で定着を図りたいです」
○…横浜駅徒歩圏で育った生粋のはまっ子。横浜市役所に42年間務め「戸塚駅西口再開発や中央卸売市場の設計などまちづくりに携わった」。元来スポーツ好きで、社会人になると職場でボウリング・テニス・バレーボールの同好会を創設。実業団で試合出場を果たした経験も。「ボウリングはボッチャの投げ方に通じるかも」と笑う。
○…現在は鶴ヶ峰コミュニティハウス・上白根大池公園こどもログハウスの館長。「近隣に住む孫が遊びに来てじいじが館長なんだと自慢してくれる」と目を細める。コロナ禍の今、子どもたちに安全な遊び場を提供しようと、日々苦慮してやまない。
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