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秦野 スポーツ

公開日:2025.12.19

高1富田さん、全国選抜へ
湘南とびうお体操クラブ

  • ゆかのポーズを決める富田さん

 湘南とびうお体操クラブ(秦野市平沢)所属の富田心蘭(ここら)さん(星槎国際高校湘南1年)が11月30日、神奈川県高等学校体操競技新人大会の個人総合で見事優勝を果たした。来年3月に行われる全国高等学校体操選抜大会に駒を進めた。

 アサンテスポーツパーク(藤沢市)で開催された同大会。跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目の合計点で競う女子個人総合には、61人がエントリーした。

 大会前に腰を痛め、ゆかと段違い平行棒では技のレベルを落として挑んだ富田さん。跳馬では13・55点で1位、段違い平行棒では12・30点で2位、平均台では12・15点で1位と高順位をキープ。得意とするゆかは12・15点で5位となった。富田さんは「ゆかは大きなミスをして1点減点されてしまった」と悔しさをにじませるが、総合得点は50・15点で、個人総合優勝となった。大会を振り返り「1位にはなったけれどノーミスを目指していたので複雑」と語る。

2歳から競技始める

 同クラブには2歳から所属する富田さん。南中卒業後、星槎国際高校湘南に進学し現在は週5日、同クラブで練習している。中学時代も全国大会に出場しているが、高校進学後初の全国大会出場となった。

 全国に向け、「目標は順位じゃなくてミスせず、満足できる演技をすること。けがを治して技のレベルを上げていけたら」と意気込んだ。

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