市政報告㉙ 子どもの健やかな成長を支える取組 横浜市会議員 木内ひでかず
児童・生徒に対するゲーム障害・ネット依存
子どもたちがスマートフォンやゲーム機に触れる機会は、このコロナ禍において更に増えており、ゲーム障害やネット依存は、今まで以上に子どもの健全育成に影響する重要な課題となっています。このような状況の中、横浜市は「横浜市立小中学校児童生徒に対するゲーム障害・インターネット依存に関する実態調査」を実施し、その結果について部会で検討・分析し、考察・提言をまとめた報告書を公表しました。
ゲーム依存傾向、ネット依存傾向のある児童生徒がともに1割弱該当しており、生活習慣、心の健康に一定の関連があることが明らかになるという興味深い結果が得られましたが、このような実態と課題が把握できたことは、今後の対策に向けて大きな前進だと考えます。この分析結果を踏まえ、教育委員会としっかりと連携して横浜の子どもたちの未来のために、未然防止から、早期発見、再発防止に至るまで等々、更に取組を進めてまいります。
不登校の子どもに学習の場
横浜市は、ひきこもり傾向にある不登校児童・生徒の学習機会の確保を目的として、民間のオンライン学習教材を活用した「アットホームスタディ事業」を今年5月から開始しています。私は、ひきこもり状態にあるものの学習ニーズがある児童・生徒にとっては、オンライン学習教材を利用することが社会的自立を助ける上で有効・適切と思われ、とても有効なツールと考えております。
実際に対象の児童・生徒はオンライン教材を活用して自宅などで好きな時間に学習でき、教師はその進捗管理等を行うことができ、勉強に費やした時間なども把握して指導にも役立てています。
党市議団は、不登校児童・生徒への支援強化を推進しており、私も昨年2月の予算特別委員会で「支援の充実、及び支援体制の構築」を求めていました。
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