旭区・瀬谷区 社会
公開日:2022.03.31
花束オブジェでエール
園芸博の開幕5年前に
2027年に旧上瀬谷通信施設(旭区、瀬谷区)で開かれる「国際園芸博覧会」の開幕5年前イベントとして、花束をイメージした巨大なオブジェが3月24日から3日間にわたり、クイーンズスクエア横浜(西区)に設置された。
「FLOWER YELL 2027〜明日への応援花〜」と題し、横浜市と(一社)2027年国際園芸博覧会協会の主催、全国花き振興協議会の共催で行われた取り組み。新型コロナにより、外出自粛をはじめとして休園や休校など制限のある生活を送る人が多いなか、ストレスの軽減効果があるという”花のチカラ”で元気になってもらおうと企画された。
花束のオブジェは、数々のコンテストで受賞歴を持つ市内在住のフラワーデザイナー小泉吉寿氏がデザインしたもの。全長約5m、高さ約2mで、サクラをメインに、市の花であるバラやヨコハマヒザクラなども用いられている。初日のオープニングイベントに出演した小泉氏は「都会の街なかに花を取り入れることで、花の美しさや生命力を感じてもらいたい」と作品に込めた想いを説明した。
24日は山中竹春市長や清水富雄市会議長、花き振興協議会の澤田將信(まさのぶ)会長も出席し、園芸博の成功に向けた意気込みを語った。また、「希望」や「前進」の花言葉を持つガーベラなど季節の花が3日間にわたり配られ、25日には瀬谷西高校の生徒も協力した。
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