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旭区・瀬谷区 人物風土記

公開日:2022.05.19

4月に老人福祉センター横浜市福寿荘の館長に就任した
鈴木 洋之さん
白根在勤 46歳

安全に楽しめる場へ

 ○…60歳以上の市内在住者が利用できる老人福祉センター横浜市福寿荘。ボイストレーニングや歴史講義、囲碁などの教養や娯楽、健康づくりの場を提供している。4月から館長に就任。管理業務だけでなく、窓口対応で利用者や職員とのコミュニケーションも大事にしており、「現場の意見を取り入れて、業務に反映していきたい」と語る。「市民の皆様にとって、憩いの場としても感じていただけるような施設づくりをスタッフ全員で心がけられれば」

 ○…昨年度末までは福寿荘隣の旭プールの責任者を務めていた。営業前後の点検や人数確認をはじめとする安全管理、施設老朽化の修繕工事などに力を注いだ。「何よりも安全第一」とモットーをかかげ、目に見えない箇所の確認も日々積み重ねてきた。「来ていただいた方々に安全に楽しんでもらいたいですから」と目じりを下げる。

 ○…藤沢市出身。幼少期からアウトドア派で中学・高校は陸上部に所属。休日は自宅周辺をランニングするなど、身体を動かすことが好きだという。小学生の時にオーストラリアのライフセーバーが来校するプール授業で溺れ役を志願。「水中で助けてくれる姿がかっこよかった」。大学卒業後はプール監視員としてスポーツ施設管理会社に就職し、今に至る。「小学生の時の体験が将来の仕事になるとは」としみじみ語る。

 ○…新型コロナの影響で浴室や大広間などの施設利用制限が続く中、今後の運営について他区の老人福祉センターと協議を重ねている。現在の目標は「通常営業に戻すこと」とし、情報交換や利用者の声に耳を傾けているという。「より安全に楽しんでもらえるよう、足並みを揃えて準備を進めていきたい」と意気込んだ。

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