自宅の入口で展示の説明をする田中さん
旭オープンガーデンで参加者の自宅の庭を自由に観覧できる特別公開が４月21日から23日まで初開催された。
上川井町の田中忠雄さん（72）宅では自ら「すご〜く小さな花博」と題し、来場者に少しでも楽しんでもらおうと工夫を凝らした展示を準備し、来場者をもてなした。
花より…
田中さんは、大きなケヤキと青く茂った芝生が特長的な自宅の庭を「せっかく来てくれた人に少しでも喜んでほしい」と特別公開に合わせてレイアウト変更。「バラバラに植わっていた薔薇」を一所にまとめ、空いた場所にパンジーなどカラフルな花苗を植えた。また「キレイな青竹を見てほしい」と長さ25ｍもの竹を自ら10本も切り出し、鉢植えやオブジェ、仕切り柵にするなど装飾に活用した。
さらには長さ４ｍもの大きな掲示板を自作し、他の季節に咲く花や過去に庭で撮影されたテレビドラマ、旭区に縁があるとされる大リーガー・大谷翔平選手の紹介などのパネルを展示。映像も交えた田中さんの熱心な説明は、庭の花以上に来場者をもてなした。
初日には30人が来場。田中さんは「交流が楽しかった。これを機に花博が盛り上がれば」と期待を寄せた。次回の特別公開は５月19〜21日。
特別公開に合わせ庭を｢模様替え｣
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パネル展示を説明する田中さん
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