戻る

旭区・瀬谷区 コラム

公開日:2026.10.15

チャイロスズメバチ 瀬谷の生き物だより 199 文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

  • 瀬谷の生き物だより 199 (写真1)

  • 瀬谷の生き物だより 199 (写真2)

 瀬谷市民の森の7月の観察会で、チャイロスズメバチの巣を発見した。スギの木の根元から50cmほどの高さに巣穴があって、多数のハチが出入りしていた。普通のスズメバチのような黄色と黒の警戒模様はなく、頭部と胸部は赤茶色で腹部が黒いという目立たない色彩であった。働き蜂は17〜25mmで、女王バチは30mm位の中型のスズメバチである。

 チャイロスズメバチの女王は自分では巣を作らず、キイロスズメバチやモンスズメバチの巣に単独で進入して、その女王を殺してしまう。次に自分が産卵した卵や幼虫を、元いた働き蜂たちに子育てをさせるという特異な生態をもっている。

やがてチャイロスズメバチの働き蜂が増えてきて、7月頃にはチャイロスズメバチだけの巣になるという。

 北海道から関東地方が分布の中心であったが、近年西日本へも分布を広げているようだ。しかし神奈川県でも発見例は多くない。チャイロスズメバチは集団での攻撃性が強いので、観察には十分な注意が必要である。

旭区・瀬谷区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

旭区・瀬谷区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

旭区・瀬谷区 コラムの新着記事

旭区・瀬谷区 コラムの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS