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旭区・瀬谷区 意見広告

公開日:2023.10.19

市政報告㊿
横浜水道の取組
横浜市会議員 木内ひでかず

  • 登壇の様子

 私は去る10月5日に、令和4年度決算特別委員会の水道局の局別審査に登壇し、『横浜水道中期経営計画』や『老朽管更新・耐震化』など6項目について質問しました。今回は2つのテーマを掘り下げて報告します。

・安全で良質な水

 本市の水源は、道志川、相模湖、馬入川の3系統があり、以前、川井浄水場の水源である道志川系統のかび臭について質問しましたが、今回は小雀浄水場の水源である馬入川系統について質問しました。

 馬入川は一般的には相模川と呼ばれていますが、相模川では、工場排水による水質汚染の問題などがあると聞いており、実際、本年3月には相模川へ流入する河川から有機フッ素化合物が検出されたとの報道がありました。報道では有機フッ素化合物は、ほとんど分解されず体内に蓄積されやすいため、近年、国際的に規制が進んでおり、不安を感じている市民の方もいらっしゃるのではないかと思いますが、本市が行った水質検査では横浜市の浄水場は国の暫定目標値を大幅に下回っている結果であったことを確認しています。引き続き、国への規制強化と県内の他の水道事業者とも連携した監視強化を要望しています。

・国際貢献事業

 本市は、国内の自治体に先駆けて全庁的に国際政策を行っており、水道分野においても1973年にアフガニスタンへ職員を派遣して以来、50年にわたり国際貢献に取り組んで来ました。

 現在も、海外の都市の様々な課題解決に、国際局や環境創造局等と共に、公民連携で取り組んでいます。一例ですが、旭区の水道関連企業が横浜市との連携を機に、数年前にベトナムで道路の下に埋設された水道管からの漏水箇所を特定するための機器を受注し、安全な水の供給に貢献するという、まさに国連が定めた持続可能な開発目標SDGsの達成に寄与する取組を行っています。

 質問の最後に、副市長から国際貢献にかける今後の強い意気込みを聞くことができましたが、私も「国際都市・横浜」として、地球規模の課題解決にも貢献すべく、より一層、積極的に国際事業も推進していただくことを期待して質問を終わりました。

横浜市会議員 木内ひでかず

横浜市旭区二俣川2-58-12 Sビル 2F

TEL:045-366-7073

https://www.kiuchi-hidekazu.com/

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