旭区・瀬谷区 ピックアップ(PR)
公開日:2025.06.19
口腔と歯の話
テーマ「実は怖いいびき」
今回はただのイビキではない、「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)についてのお話です。
SASは日本国内に約500万人の患者がいるといわれる身近な病気です。いびきが大きい、夜中に何度も目が覚める、日中に強い眠気がある。そんな症状がある方は要注意かもしれません。
放置すると高血圧や心筋梗塞、脳卒中、不整脈などの重篤な疾患を引き起こすことがあります。また集中力低下による交通事故や仕事上のトラブルにもつながり、早期発見と治療が重要です。
診断には、自宅でできる簡易検査があり、必要に応じて医療機関で一泊して行う精密検査(ポリソムノグラフィー)で詳細に調べます。
治療法として、重症の方にはCPAP(シーパップ)療法が効果的で、鼻に装着したマスクから気道に空気を送り続け、無呼吸を防ぎます。
比較的軽症の場合には、歯科口腔外科で製作するマウスピースも選択肢となります。これは就寝中に下あごを前に出して固定し、気道を広げることで無呼吸やいびきを軽減する装置です。医科で診断を受けている方であればマウスピースは保険適用が可能ですが、歯がしっかりしていなければ使用できない場合があります。かかりつけ歯科での定期的なケアは欠かせません。
「たかがいびき」と思わず、少しでも気になる症状があれば早めに受診し、検査を受けることをおすすめします。
ふたまたがわ歯科口腔外科
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横浜市旭区二俣川2-50-14コプレ二俣川オフィス7階メディカルモール
TEL:045-360-6480
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