旭区・瀬谷区 スポーツ
公開日：2025.07.31
瀬谷区スポーツ協会
競技用車いすを体験
｢誰もが簡単に楽しく｣
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車いす鬼ごっこを楽しむ参加者
年齢や国籍、障害の有無などに関わらず誰もが楽しめる「インクルーシブスポーツ」を普及させるため、競技用車いすの使い方を学ぶ交流会が７月12日に瀬谷スポーツセンターで開かれ、主催の瀬谷区スポーツ協会（澁谷悦旦会長）に加入している20団体が参加した。
２回目となるこの取り組みは健常者のインクルーシブスポーツへの理解を深めることが目的で、障害者スポーツ文化センター横浜ラポールから指導者を招き、開催された。当日はインクルーシブスポーツのポイントや競技用車いすの基本操作を学び、それを使用した鬼ごっこやリレーが行われた。初めて体験する参加者が多く、「軽くて進みやすい」と驚きの声もあがった。
指導者から参加者チームが逃げる鬼ごっこでは、作戦を立て協力するなど団体の垣根を超えた交流を楽しんだ。参加した男性は「高齢でも車いすを上手く動かせ、誰でも行いやすいスポーツだと知ることができた」と感想を述べた。
今年50周年を迎える同協会。副会長の豊田久子さんは「インクルーシブスポーツを知ってもらうため試行錯誤し企画した。今回をきっかけに理解が深まり普及していけば」と期待を込めた。
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