旭区・瀬谷区 教育
公開日:2025.09.25
学校と地域ボラの架け橋
旭中・中沢小のCSC本部
旭区の旭中学校と中沢小学校の地域学校協働本部(旭中・中沢小─CSC本部)が、今年4月からLINE公式アカウントを活用したボランティア募集などを開始し、地域と学校の連携強化に一役買っている。
地域学校協働本部は学校と住民の連携・協働体制を推進する組織で、旭中・中沢小─CSC本部は2022年に発足した。主な役割は学校の依頼を受けてボランティアを募ること。主な活動メンバーは有村隆行代表を含む3人。いずれも中沢小卒業生の保護者で、学校・地域コーディネーターの資格を持っているという。
LINE活用が奏功
昨年度まではボランティアを集めるプラットフォーム作りを模索。ホームページやSNSを活用したが、認知度の低さから十分な成果が得られなかったという。
同本部では課題を打破するために今年4月、幅広い世代が利用し、情報発信も容易なLINEの公式アカウントを作り、ボランティアの情報発信、応募受付、希望者とのやり取りを始めた。学校と保護者をつなぐ連絡アプリを通じて「友達登録」を呼びかけたところ、登録者数は増加。夏までの目標としていた100名を大きく超え、今は約150人に達している。登録者のうち約110人は保護者で、残りは地域住民だという。
今年度は学校からの依頼を受けて、新入生の生活、裁縫や調理実習のサポート、水泳学習の見守りなどを行う人を集めた。同本部から学校に提案した、夏休み中の動植物を世話するボランティアも全日程で満員となるなど好評だったという。有村代表は「提案型サポートも必要」と話す。
「想定していた通りの仕組みで運営できており、良い手応えを感じています」と有村代表。今後は保護者はもちろんのこと、地域住民の登録者をより増やしていきたいという。また、子どもが学校を卒業した後も登録を継続してもらえるよう、学校や地域に関する情報も届けるなど付加価値を高める考えだ。
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