旭区・瀬谷区 文化
公開日:2025.12.25
白根台第九自治会(旭区)
手作りの臼で餅つき
公園の伐採木を活用
旭区の白根台第九自治会が12月6日、大原西公園で恒例の餅つき大会を開催し、地域の子どもから大人まで参加してにぎわいを見せた=写真。
会場では、あんこときな粉のつきたての餅に加え、大根汁が振る舞われ、参加者は冬の味覚を楽しんだ。餅つきに挑戦した児童は「今年初めてで緊張したけれど、上手にできた。出来たてのお餅がおいしい」と笑顔を見せた。
使用した臼は、12年前に公園で伐採されたケヤキの木から手作りしたもの。公園でゲートボールをしていた佐藤進さん、成瀬治男さん、石坂亮さんの3人が、伐採される木を見て臼をつくろうと思いついたという。
同自治会では当時、重たい石臼を借り餅つきをしており、運ぶ苦労から制作を決意した。掘り進める作業は難航したが、辛抱強く仕上げ、完成した3基は「第九の臼」と名付けられた。作成した臼は、餅つきで毎年活躍している。制作者の石坂さんは「子どもたちが楽しそうに餅つきをしているところが見れて嬉しい」と語った。澁谷八郎会長は「公園の木が臼となり、地域活動を支えてくれている」と話した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
旭区・瀬谷区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











