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公開日:2026.10.15
吉沢協平さん(旭区) 耐久レースで世界一へ 国別団体戦の日本代表に
"超長距離"を走るウルトラマラソンのランナーとして活躍している会社経営者・吉沢協平さん(旭区在住/50歳)が、10月17日(土)から長野県で開催される耐久レース「バックヤードウルトラ団体世界選手権」に初出場する。吉沢さんは日本チームの一員として金メダル獲得を目指す。
これまで数々の耐久レースで成績を残してきた吉沢さん。2024年に開かれた国内初の「6日間走選手権」では、約827Kmを走破して優勝。25年に米国で行われた「10日間走」でも約1284Kmを走り切り、頂点に立った。
バックヤードウルトラは1時間ごとに1ヤード(約6・7Km)のコースを走り、最後の1人が残るまで延々と周回を重ねていく過酷な競技。早く戻れば次のスタートまで休息や仮眠に充てられるが、数日間に及ぶレースでは十分な睡眠を確保することができず、疲労も蓄積し、幻覚を見るほどの限界状態に追い込まれるという。世界最高記録はオーストラリアの選手が打ち立てた119時間(793・3Km)。
吉沢さんはこれまでにバックヤードウルトラに13回出場。今年4月のレースで記録した76時間によって、15人の日本代表メンバーに選ばれた。
協力して限界に挑む
今大会は国別団体戦で、各国代表がそれぞれの会場で一斉にスタートし、1人が1周走るごとに1ポイントが加算され、その総得点で争う。「1人では記録を伸ばせないのが、この競技の面白いところ」と吉沢さん。勝つためにはいかに脱落者を出さないかが鍵となるため、コース上で余力のある選手が弱った選手を励まし、背中を押すなど、チームの助け合いが不可欠となる。
吉沢さんは大会に向けて、今年だけでバックヤードを4レース、6日間走を2回、10日間走を1回こなすなど、実戦形式のトレーニングを続けてきた。平日の夜中にも自ら設定した6・7Kmのコースで、ペース配分の感覚を磨いている。
日本代表は過去2大会連続で4位とメダルを逃しており、「団体の金メダル獲得が最優先」と吉沢さんは力を込める。また、個人としても「120ラップ(120時間)以上を走り切り、世界最長記録を目指したい」と意気込んでいる。
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