どの世代も等しく幸せに 神奈川県議会議員 田中しんじ
本日、新しい元号である「令和」を迎えるにあたり、心よりお祝い申し上げます。「平成」に感謝しつつ、引き続き平和を祈念いたします。
新元号を発表した菅義偉内閣官房長官。今、若者の間では「令和おじさん」などと親しみを込めて呼ばれ、人気のようです。元秘書である私が、その事務所の門を叩いたのは、平成18年のことでした。当時は就職適齢期の若い人々に就職先が少なく、アルバイトさえ就くのが難しいと言われていました。私も例外ではなく、企業の面接で何度も何度も追い返されたことを思い出します。
現在も変わらず、非正規雇用や条件が良くない仕事で働かざるを得ない同世代(40歳前後)が多いことも承知しています。これを「ロストジェネレーション問題」と言いますが、就職の厳しさがその後の所得環境の悪化につながり、結婚や出産に踏み切ることができずに現在の少子化の一因にもなっています。
「令和」には「人々が美しく心寄せ合う」という願いが込められているそうです。どの世代も等しく幸せになれるように考え、実行していくことは政治の責任でもあります。私も政治家としての役割を改めて胸に刻み、力を尽くして参ります。
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