代表質問しました! 企画・制作/横山ゆうたろう事務所
今年度から市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備、運営等の基準に関する条例等の一部改正が行われました。先月の市会本会議で、今回の改正の目的や、障害福祉サービス事業所におけるICTの活用とその現状について代表質問しましたので、市長等の答弁を交えながら解説します。
改正の目的は?
市長の答弁は「障害のある人の高齢化・重度化や医療的ケアを必要とする障害児の増加等を踏まえ、よりきめ細かなサービスを提供するため」、そして「感染症や災害時の対応力を強め、安定的・継続的な業務体制に向けて地域との連携強化やICTの活用を図るため」というものでした。
ICTの活用推進とその現状は?
具体的には「コロナ禍で臨時的に認められていたタブレット等を用いた支援計画作成等のための会議や面接等を常時可能とする」というものでした。相談支援事業所では関係機関との会議や特別支援計画作成のカンファレンスをwebで開催しているほか、就労支援サービスにおけるテレワークなどの場面で既にICTが利用されているということです。
ICTの活用推進に関する行政の支援は?
昨年度からテレワーク等導入支援事業やICT導入モデル事業を実施しており、これらの事業を活用して質の高いサービスの提供や業務効率化を実践している事例等を事業所に向け発信していくとの答弁でした。
本市では障害福祉サービス等を利用される方が児・者合わせて約3万6千人にのぼります。障害のある方が住み慣れた地域で生き生きとした生活を送るための適切な支援を受けるためにも、福祉の現場における業務の効率化や利用者視点に立ってのデジタル化について優先的に推進し支援していくことを強く要望しました。
|
|
|
|
|
|