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公開日:2025.03.27
泉区の魅力をとどけよう!【3】 #住むなら泉区
人が守り続ける憩いの緑
緑園・四季の径(みち)/神明台スポーツ施設
自然豊かな泉区を象徴するのが、和泉川に代表される水辺と区内各地に生い茂る木々の緑。緑園都市駅周辺はその名の通り、緑あふれる住宅街が広がる。なかでも象徴ともいえるのが遊歩道「四季の径」だ。
四季を感じる散歩道
四季の径は緑園都市駅からこども自然公園に続く約1キロの歩行者専用道路。春・夏・秋・冬と四季ごとのさまざまな樹木が植えられ、1年を通して表情を変えるのも特徴。散歩コースとして広く親しまれている。
「緑園全体の財産のひとつ」。そう話すのは、緑園六丁目自治会で会長を務める林英一さん(74)。緑園地区以外からも訪れる人が多く、誇れる町の魅力だという。美しい景観を守り続けるため、地元住民が「公園愛護会」や「ハマロード・サポーター」としての活動を続けている。
土木事務所の協力を得て樹木の剪定や伐採などの管理も行い、「行政まかせではなく、自分たちもできることを取り組むのが大切」と指摘。「個人で掃除をしてくれる人もいる。気持ちの良い憩いの場であり続けるには、人の思いが重要」
広い芝生とグラウンド
泉区内にはサッカーや野球のためのグラウンドが数多く、そのなかでも泉区池の谷の「神明台スポーツ施設」は毎週のように試合などで人々が集まる。それだけでなく、広大な芝生広場も憩いの場となっている。広い駐車場も備えているため、特に桜の季節にはお花見を楽しむ人も多い。
ここは1973年から2011年までごみの埋立地として利用されてきた神明台処分地の敷地内にある。連合自治会町内会が協力し、地域住民の関心を高めようと2013年から同所でイベント「神明台のつどい・見学会」を開催している。
イベントに携わる中川連合町内会の会長・小泉正彦さん(79・岡津町出身)は長年泉区で暮らし、少年野球の指導者としてもグラウンドを利用してきた。「旭区や瀬谷区の人たちにも親しまれている」。子どもたちの健全育成のための場にもなってきたという。
このイベントを通じ、処分地の今後を広く考えてもらうのが目的で「今後またそういう場所にするもいいし、他の選択肢でもいい。大事なのは地元のみなさんに関心を持ち続けてもらうこと」。
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