戸塚区・泉区 教育
公開日:2025.06.26
3年6組下川さん
廃棄「エゾジカ」活用を探求
肉の製品化を提案
国は、高等学校を対象に生徒各自が興味を持つ事柄を調べる「総合的な探究の時間」を設けている。舞岡高校はSDGsをテーマに探究を深める県内に5校ある指定校の一つ。同校で独自視点で学習に臨むのが3年6組の下川悠真さんだ。
下川さんは、年間駆除数が10万頭、ほとんどが廃棄されてるという「エゾジカ」に着目。「もったいない」との思いから、肉の有効活用法を中心に探った。ジビエとして親しまれてはいるものの、多くの人が日常的に口にしてはいない。各種文献などを調べ解決策の一例として提示したのが「養鹿(ようろく)」。野生のシカを一時的に飼育して製品化するもの。安定供給が可能となるなどのメリットがある。
統括教諭の岡野佑也さんは「切り口がユニーク。仮設を立て、調査・検証し、新たな提案をしている」と高く評価する。下川さんは「3年間で新しいことを学べた。総仕上げとして最後みんなの前で発表する」と話している。
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