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戸塚区・泉区 社会

公開日:2025.07.17

戸塚区・福祉施設が企画
新聞エコバッグを配布
児童とコンビニが協力

  • 新聞エコバッグを配布する利用者と児童ら

 セブンイレブン横浜戸塚旭町通り店前で6月28日、新聞紙で作られたエコバッグ100個の無料配布活動が行われた。

 企画したのは認知症対応型グループホーム「ニチイケアセンター戸塚柏尾」。同所ではレクリエーションの一環として新聞エコバッグを作成しており、実際に多くの人に活用してもらおうと配布活動が行われた。

 当日は、利用者2人と一緒に、戸塚小学校の放課後キッズクラブを利用する児童が配布に協力。コンビニに立ち寄る人や通行人に呼びかけると、準備していたエコバッグ100個はすぐに配布が終了した。

 同所利用者の女性は「子どもたちと楽しくできて良かった」と微笑んだ。児童は「笑顔で配った。もらってくれてうれしかった」と語った。

3者交流の機会に

 以前から、制作したエコバッグの活用方法を模索していた同所。実際に利用してもらうことを想定し、地域での配布を決めた。企画を主導した介護士の石井香織さんは「福祉業界がまちに出ることで、認知症の方も一緒に活動できる機会が増えたら」と話した。

 同キッズクラブとセブンイレブン横浜戸塚旭町通り店は、石井さんの企画に賛同し、配布活動に協力。放課後キッズクラブの担当者は「子どもたちが高齢者の方や地域の人との関わりを学ぶ機会になった」と語った。同店のオーナーで、旭町通商店会の永田順司理事長は「商店会のテーマ『共生共存』に則った活動ができた」と話した。

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