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戸塚区・泉区 社会

公開日:2025.11.20

泉区内の小学生
「まほろばの未来、考えよう」
再整備へ、児童の意見を

  • エビを捕まえた男子児童

 泉区の岡津小学校4年1組と新橋小学校3年生がこのほど、阿久和川の親水拠点「まほろば」の再整備に向けたワークショップを実施した。

 阿久和川流域には1993年から実施された「まほろばの川づくり事業」の一環で5つの拠点がつくられ、それぞれに水辺へのスロープや休憩施設、トイレなどが設置されている。

 しかし、老朽化が進んだことなどで再整備が必要となり、今回は小学生の意見を取り入れるため、横浜市下水道河川局などが主導する形で、両校の児童が参加した。

生き物間近で観察

 10月29日には市同局の担当者が、岡津小4年1組の児童に阿久和川の歴史や水質について解説する授業を行った。さらに「集いのまほろば」まで足を運び、生き物観察を実施した。

 川の中に入った児童は網を使ってエビや小魚、カワニナなどをすくい上げて観察して川の環境を学んだ。同所でよく遊ぶという男子児童は「鯉を捕まえたこともある。飲めるくらいきれいな川にしたい」と話した。

 市の担当者は「阿久和川の自然の美しさを知って、愛着を持ち続けてほしい」と呼びかけた。今回寄せられた児童や地域住民からの意見を踏まえ、今年度内には再整備の計画作成まで行われる予定だという。

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