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栄区版 公開:2016年7月7日 エリアトップへ

横浜市幼稚園協会栄支部の支部長を務める 森 往子(みちこ)さん 認定こども園いのやま幼稚園いのやま保育園園長 66歳

公開:2016年7月7日

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全ては感謝のもとにある

 ○…栄区内の認定こども園、幼稚園9園が所属する横浜市幼稚園協会栄支部の支部長に、この4月に就任をした。「栄区の幼稚園全体の活性化を図れるよう頑張ります」と意気込みを語った後に「緑にあふれ、海にも横浜の中心部にも車で15分で行き来もできるし、栄は子育て環境としても最適。私は栄区が大好き」と朗らかに笑った。

 ○…福島県で生まれ、小学校6年生で横浜に。日本最初の女子の夜学校を前身とする横浜女子商業学校(現・中央大学付属横浜中学校・高等学校)を経て農協に勤務。農協で知り合ったご主人と20歳で結婚。「二人の娘を産む時しか休んだことがない」というだけに農家の嫁として働き、庄戸に設けた会員制テニスクラブのオーナーとして働き、現在は園長として目まぐるしい日々を送ってきた。「でも感謝しかないの」と様々な経験をさせてもらえる環境を残してきてくれた祖先に頭を垂れる。

 ○…「実は幼稚園教諭資格を取得したのは50歳になってから」といたずらっ子のように瞳を輝かせる。舅にあたる前園長から「後はお前にまかせる」の一言で園長職を引き継ぐことに。知らない世界を知るために「まずは学校に行こう」と一般入試で鎌倉女子大学に入学。「幼稚園教諭資格とあわせて小学校教諭の資格取得のための授業もとっていたから本当に大変だった」と当時を振り返る。その15年後の昨年「こども園の園長でもあるから」と保育士資格も取得した。

 ○…「うちの職員は世界で一番の先生たち」「園児みんなが私の愛しい宝物」「人は人のために役に立ち、ありがとうと言われる旅をしているものなのよ」と口から出る言葉は全て感謝につながる。古いものに感謝し、孫から孫へ伝えていくことは自身のルーツを子孫に残すこと。2人いる孫が園を継ぐかどうかは分からないというが、彼らにルーツを残すことが先祖への感謝の表れなのだろう。

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