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金沢区・磯子区 トップニュース社会

公開日:2023.03.02

金沢区西柴地区
区内最後のケアプラ開所
コミュニティハウスも併設

  • 開所式で挨拶をする上田施設長

 横浜市西柴地域ケアプラザ・横浜市西柴コミュニティハウス(柴町343の5)が3月1日に開所した。開所に先立ち、2月16日には開所式と内覧会を実施。関係者や地域住民ら約60人が参加し、最後の整備となる区内10カ所目の地域ケアプラザの開所を祝った。

 開所式で挨拶に立った永井京子区長は「整備に際しては地域懇談会などで多くの意見をいただいた。区と運営団体が一丸となってより良い施設になるよう取り組んでいく」と話した。

 地域ケアプラザは、安心して暮らせる地域づくりの拠点として福祉・保健サービスを提供する施設で、市は各中学校区に1つの整備を進めてきた。しかし同施設が属する西柴中学校区は適した場所が見つからず、空白地帯となっていた。

「魅力的な事業を」

 同施設は昨年10月に開所した特別養護老人ホーム「シーサイドかなざわ」の1階に合築の複合施設として開所。社会福祉法人昴が運営し、2部屋の多目的室、調理室、地域ケアルーム、地域ニーズ室、個室の相談室などがある。身近な福祉・保険の拠点として様々な相談などができるケアプラザとしての機能と、レクリエーションやクラブなどの地域活動ができるコミュニティハウスの機能を兼ね備える。

 施設長を務めるのは、西金沢地域ケアプラザでも施設長を務めていた上田育子さん。スタッフも他ケアプラザで5年以上の経験を持つ人材が揃った。「この地になかった施設なので、『使い方が分からない、知らない』という方が多いかもしれない。一度でも足を運んでもらえるような魅力的な事業を行い、地域との信頼関係を築いていきたい」と話した。施設内の部屋の貸し出しも実施している(同ケアプラザ代表【電話】045・780・1150)。

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